漢検協・新理事長が会見「前理事長らの刑事告訴も検討」
漢検協・新理事長が会見「前理事長らの刑事告訴も検討」
財団法人「日本漢字能力検定協会」(京都市下京区)の新理事長に就任した元日本弁護士連合会会長の鬼追(きおい)明夫氏(74)が21日、京都市内で記者会見した。
大久保昇・前理事長(73)らが代表を務める関連4社との取引などについて「京都地検による捜査の推移を見ながら、前理事長らの刑事告訴も視野に 入れ、内部調査を実施する」と述べた。取引などによる協会への損害が明確になった場合には賠償を請求する。一方、改善状況によっては文部科学省から中止を示唆されている6月の検定については「改善に取り組み、ぜひ実施したい」と強い意欲を示した。
鬼追理事長は、協会を改革するための「新生漢検100日プロジェクト」について、〈1〉文科省に提出した改善策で取引を継続するとした「オーク」 と「日本統計事務センター」への委託の全面見直し〈2〉500~100円引き下げるとした検定料のさらなる下げ幅の検討〈3〉京都市の南禅寺近くの土地・ 建物の売却方法の検討――などを明らかにした。鬼追理事長は「手を着けられるものから始める。10日おきに実践状況を点検する」と強調した。
前理事長が理事長を辞めないまま退職金を受け取った問題については「漫画みたいな話で、違法性の問題以前」とばっさり。京都・清水寺で年末に実施している「今年の漢字」は「従来通りやっていきたい」と意欲をみせた。
8人いた理事のうち、明石康・元国連事務次長が8日付で辞任したのに続き、千玄室・茶道裏千家前家元が14日付で辞任。坂井利之・京都大名誉教授 も30日付で辞任する。定款で6人以上と定めた定員を満たすため、大久保前理事長と浩前副理事長(45)が、新理事決定まで理事にとどまる。
(2009年4月21日22時35分 読売新聞)
まあ、前理事長は明らかにやっていたことが背任行為なので刑事告訴は当然でしょ。
しかし問題はここまで酷い状況だったにも拘らずまったく自浄能力が無かった漢検の実態にあると思います。
元々が大久保前理事長が発足させた任意団体であったためワンマンを止める人間が誰もいなかったといえばそれまでですが、文科省が公益法人として認可し公益法人となった際にきちんと監督をすべきだったと思います。
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著者:松岡 正剛 |





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