大統領予備選泥仕合の責任
インディアナ州予備選、クリントン氏が僅差で勝利
【ローリー(米ノースカロライナ州)=五十嵐文】6日に実施された、米大統領選の民主党候補指名に向けたインディアナ、ノースカロライナ両州予備選は7日未明(日本時間同日午後)、ヒラリー・クリントン上院議員(60)がインディアナ州を2ポイントの僅差で制した。
クリントン氏は、ノースカロライナ州でバラク・オバマ上院議員(46)に14ポイント差で大敗したのに続き、当初は優勢とされたインディアナ州でも接戦に持ち込まれた形で、オバマ氏優位の流れを覆すのは一層困難となった。
CNNテレビの集計では、両州の代議員数187人のうちオバマ氏は91人、クリントン氏は79人を獲得。オバマ氏は代議員総数のリードを予備選前の143人から155人に広げた。
米メディアによるインディアナ州の出口調査によると、オバマ氏は白人の4割の支持を得たほか、低所得者層の支持でもクリントン氏と並び、労働者層 にも浸透した。ただ、事前の支持率急落の要因となった元牧師の反米・白人敵視発言については、5割近くが「重視する」と答え、選挙結果に響いた可能性があ る。
6月3日までに予定される6つの予備選では、オバマ氏がオレゴンなど3州、クリントン氏がケンタッキーなど2州とプエルトリコで優勢となっている。
(2008年5月7日20時04分 読売新聞)
ブッシュ大統領の不人気を受けて民主党圧倒的有利の前評判から一転、支持分裂による共和党優勢の可能性が大きくなってきたアメリカ大統領選ですがやはりその原因はオバマ、クリントン両候補の熾烈な争いです。
ここまで潰し合いがひどくなったのはやはりクリントンが降りないから、僅差ということもあって最後の望みを捨てていないという言い方もあるでしょうが完全に大局を見失っていると感じます。
現在行われているのはあくまで大統領候補選挙なわけで実際に大統領になれるわけでは無い、しかも泥仕合が長引けば長引くほどお互いの粗探しが激しくなればなるほど民主党支持層がオバマ支持層とクリントン支持層に分化してしまい一枚岩の共和党に対し不利になるのは自明の理です。
今まで引くタイミングは何度かあった筈です。今回もインディアナで勝ったとはいえ僅差、ノースカロライナでは大差で負けと流れが傾かなかったクリントンはそろそろ白旗出すべき時ではないでしょうか。このまま泥仕合の結果、大統領選で負ければ戦犯はクリントンですよ。



コメント